俺様なアイツ。


side. 龍





俺は未だに驚いて頬に手を当てたまま、腰を抜かしてた。






「ぷっ」







は?








「あはははははっっ!!!!

なんだよあの子!!

龍に逆らうしその上、手でビンタなんてやるなぁ!


しかも ブス って!!!


あはははっ!!!」




...遥哉め。




こいつは遥哉。




まぁ、かなりのイケメンってやつか?
(俺ほどじゃないけど)




こいつの父親が俺の父親の昔からの友人で
結構な金持ち。




小学校からの腐れ縁ってやつで、切っても切っても切れない仲ってやつ?




喧嘩もたくさんしたけど何だかんだ言って、こいつはいつも隣にいたんだよなー。





性格もフレンドリーで誰にでも愛想いいし。まー性格いい方なのか?(俺ほどじゃないけど)







「でもまぁ、あの子が言ってることは正しいんじゃない? 龍の言い方も悪かったし。」



そこで涙をためながら

こいつがこんなことを言い始めた。



「あぁ!? 何が、『あの子が言ってることは正しいんじゃない?』だ。
俺にビンタやっといて。
その上ブスだぁ?! あんな女人生で初めてだ。」




「龍が珍しく女の子に興味をもったねぇー笑」




うるせー。 いつも女は俺に逆らうことはねー
のに



少し甘い言葉を言えばすぐにコロッと落ちるし。



顔見ただけでさっきのやつみたいにイチコロだ。



女は顔しか見ねぇ。



結局性格なんて顔がよければすべてよしで片付けて。




だけどあいつはちがった。

俺に初めて逆らった。

一体あいつ何者だ?

てか俺は親にもぶたれたことねぇのに。




絶対、許せねぇ...









「これはなにか起きそうだな☆」









遥哉は能天気に呟いてた。