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やることを一通り終えてボーッとしていた私は、昔、と言っても1ヶ月半くらい前のことを思い出していた
まだ矢野くんに懐かれるのが嬉しかった頃だ
今となっては視線が怖い痛い...
最近では、靴箱にお手紙まで入ってるしね...
「...はら...秋原!!」
ハッ!!
「は、はいっ!!」
「大丈夫かー??
ボーッとして...」
「あっ、うん...
って、七瀬くんっ!?」
声の主はなんと七瀬くんだった
しかも、なんか心配されてる??
「お、おぅ」
「あっ、ごめんね
ちょっとボーッとしてて
何かな??ドリンク??ノート??」
「おぅ、ちゃんと休めよ!
あっ…そーじゃなくて…」
「うん、ありがとね!!
えっ…何??」
