「ねぇ、桜…」 「……」 「言ってよ。何が怖いの?お前は何を考えてるの?」 ーーーーーードン 「……ッ!」 そのまま、彼女を壁に追い詰めて逃げ道をなくした。 卑怯かもしれないけど、こうでもしないと桜はまた逃げるから。 「言って」 もう一度静かにそう言えば、桜はゆっくり口を開いた。 「またあなたを好きになったら、苦しい思いをしなくちゃならない…。もうあんな思いをするのは嫌」 「裏切られるのが怖い」彼女はそう言った。