マンネリカップルの事情。



「そのLINE、多分そんなに深い意味ないと思うけど
家に帰ったら確認するから。
でも、俺は浮気なんてしてないから
俺、愛実がほんとに好きなんだ」



すると、裕貴のあたしを抱きしめる力が強くなった


「だから、抱きしめたらキスしたくなるし、キスしたら抱きたくなるし、でも1回抱いたら俺、止められる自信ないし

怖いんだ
愛実のことめちゃくちゃにしちゃいそうで
だから、愛実に触れないようにしてた」



裕貴の本音を聞いてあたしはほんとに驚いた
それと同時にすごく嬉しかった


あ、あたしこんなに想われてるんだ、って
幸せだなって



「いいよ。あたし裕貴にならめちゃくちゃにされても」


気づいた時にはそういっていた


だって我慢されるのは嫌だから

「大事にしてくれたのは本当に嬉しい
でも、触れられないのはすごく寂しい
女の人としての魅力がないのかな、とこもうあたしに興味ないのかな、とか思っちゃう」

「絶対そんなこと思ってないから」


あたしがそういうと、裕貴はあたしにそう答えた