「あ……………」
裕貴が我にかえってヤバイって顔をしたのはそれからほんの数秒後
あたしは尻もちをついたおしりより擦りむいた腕より、1番心が痛かった
あたし、拒絶されたんだ
裕貴はやっぱりあたしのことなんてもう……
「愛実ごめん」
バッ
そういってあたしをたたせようと腕を掴んだ裕貴の手をあたしは振り払ってしまった
「愛実…………」
裕貴はすごく悲しそうな顔をする
どうして裕貴がそんな顔するの?
拒絶それたのはあたしの方だよ?
「あい……「ごめんね。裕貴」
あたしの名前を呼ぼうとした裕貴を遮ってあたしは裕貴にそう言った
「え?」
「裕貴、ごめん。
あたし裕貴のこと全然考えてなかった」
そうだよね。
裕貴はきっとあたしが思ってるよりずっと、ずっーーとあたしのこと、嫌いなんだ
だから触られたくもないし触りたくもない
ねぇそうでしょ?
目からは涙が次々と溢れてきて……あたしはそれが裕貴にバレないように俯く。
そして、
「ごめんなさいっ」
そういったときには立ち上がって既に走り出していた
