いつの間にかそいつがいるのが当たり前になった日々。 ちっとも笑わなかった彼女はこの辺では有名な高校の制服がよく似合う美しい子になった。 俺は勝手に彼女を娘のように思って育てた。 なんの取り柄のない俺を見て彼女は今日も笑う。 いつか彼女が離れる時がきたら、俺は泣くだろう。 でもそれまで、せめてそれまで一緒にいてほしい。 “娘だと思ってる” この言葉に嘘はない、 ときどきくすぶるこの想いに今日も俺は気が付かないふりをする。