依頼屋


自分の戦いが一段落つくと、戦場を走り回る少女の姿を見つけた


何かを探しているようだった


…あいつ、武器も持たず何してるんだ


…でも、俺には関係ないか


さて、次はどこに行こうかと思っていると、彼女の背後から近づく影が見えた


彼女は夢中で気づいていないようだった



…あいつ!!



気がついたら走って斬っていた


自分でも何故助けたのか意味が分からなかった

初めての事で湧き上がるこの気持ちが分からず、苛立ったので彼女にきつく当たった

すると、少し気持ちが晴れた気がした