「どうして?私.誠の事好きだよ。
でも…今はまだ恐いんだ。
誠…待ってくれないの?」


どんどん涙が溢れてくる。


「だから初めての女は
面倒くせぇんだよ!!
それにそんなに気長に待っ
てくれる男なんて居ねぇよ!!
寝ぼけた事ばっか言ってん
じゃねぇぞ!!
まぁ気長にお前の事待って
くれる男探せば?
俺には無理だから…。
もぅお前に用は無いんだわ
また襲われない内に帰れば?」


「ひどいよ!!好きって言って
くれたじゃん!!…嘘だったの?」


誠がまたヘラヘラと笑い出す。


「お前バカじゃねぇの?
俺の好きは挨拶みたいな
もんなんだよ!
女だってお前1人じゃねぇし…。
お前がヤラしてくんなくても
ヤレる女はいっぱい居るんだわ。」


これ以上傷つきたくなくて
私は誠の部屋を飛び出した。