え、高嶺の花が僕の彼女⁉︎

「お前が好きでもねーやつと付き合うとか思ってないし。」



ああ、僕は……


岡田はこういうやつだ。


どうして気づいていなかったのだろう?



「うん……これ、決意表明なんだ。」



「はぁ?」


「食事、誘ったの僕だから。今度はちゃんと春華に好きになってもらう。岡田にそれ、聞いてもらいたかった。」



「……そうか。」



岡田はどうでも良さそうな相槌をうって、再びジャンプをめくり始めた。