憧れのゆかりとのデート♡♡

俺の事好きじゃないゆかりを諦められないんだよなあ?

俺はさあ…

ゆかりとの待ち合わせで変な親父に声かけられた。

マジうぜー!

ホストのキャッチなら慣れてんだよなぁ!

「ねえ、君少し時間くれる?」

変なスーツ姿でグラサンの親父。

「俺さあ、親に知らない人に付いて行くなって言われてんの」

親父は楽しそうに肩を叩き。

「君、どこのプロダクションなの」

「俺はただの一般人てか?」

「君の洋服supremeだね、ゴローズつけてるんだね、中々お洒落だね」

「おじさん、キモいだけど、ホストならしないから」

「君の電話番号教えてくれないかなあ?」

「電話かけてこないなら……」

親父は胸ポケットからスマホを出して来た。

「電話しないでくれよなあ!」


「しない、しないから、教えてくれよ」


そのオカマみたいな親父に番号を教えた。

「学校はどこなの?」


「マジ学校の名前教えたら学校放火しないよな?俺少年Aになりたくないから…」


「本当に君売れるよ、他のプロダクションに行かないでくれよね?」


「ちゅうか、そのオカマ言葉キショイだけど」

「本当に楽しいよ、君の感性は、誰も声掛けなかったのは、不思議なぐらいだ!」

1人盛り上がり絶賛する親父。

「一度事務所においでよ!」

「こえーよ、怖い親父がいっぱいいる事務所なんてこえーよ」

しつこく俺をガン見するこの親父は何者なんだ?

「連れと待ちなんで、早くどっかに行けよ!」

「直人君だね、ではまたね」

この変なオカマ親父との出会いで俺の人生が変わった。