「……?どうしました?」
「あっ…すみません…
お二人が、あまりにも面白くて…
まるで、漫才してるみたいな…」
二人は、いきなり私が笑ったから不思議そうな顔をして私を見ていた。
「カーラ。君のせいで笑われたじゃないか。」
「俺のせいじゃないだろ!」
「フフッ…」
面白いなぁ…
見てて、ほっこりする人たちだ…
「…………おほん。
それじゃ、まず貴方は何故…
この店にいるのかを説明しますね。」
あっ…
説明してくれるんだね…
最初は、もしかしたら天国か何かかと思ったけど、なんか違うっぽいし…
「この店は、自殺をしようとしているもの…
死ぬ寸前のものの意識を飛ばして、この店に連れてくるのです。」
「…………えっ!?」
ど、どういうこと…?



