「すみません。
まぁ、長くなる話なんで…
こちらにどうぞ。」
優しそうな男の人が近くに置いてあるソファに案内して、私は座った。
紅茶とお菓子を持ってきてもらったのでいただいた。
美味しい…
「じゃあ、まず自己紹介から…
僕の名前は、コランといいます。
こっちの口の悪い男は、カーラといいます。」
「おい、口の悪いは余計だろ。」
えっ…?
外国の方…?
こっちのコランって人は、分かるけど…
このカーラって人…日本人じゃないの…?
「それでですね…「おい、俺は無視か?」
ちょっと黙って。今、接客中だから。」
「フフッ…」
面白い…
よく分からないとこに来たのに、なんか安心する…



