「あっ!いらっしゃいませ。

ようこそ、叶い屋へ。」


私は、今…

混乱している。


何故か?

それは…


「あの…

私、死んだはず…じゃ…」


私は、自殺しようと橋から飛び降りた。


なのに、何故か気がついたら…

真っ白なアンティークな店にいた。


「まだ死んでねぇよ

あんたは、まだ生きてんの。


んで、叶えて欲しいことあんだろ?

言えよ、早く。」


「ちょっと、ダメだよ。そんな言い方…

お客様に失礼でしょう。」


老人みたいに白い髪に紅い瞳の笑顔が素敵な優しそうな男の人と…

金髪に耳ピアスをしている、いかにも不良な男の人が私の目の前にいた。


な、なに…?

どういうこと…!?