次の日、学校へいく。

今日は気分が良かったから
教室のドアの前で
深呼吸して



「ちょり-す!」

と、元気いっぱい声出して入る。



「相変わらず、チビは
元気やな。」



「チビいわんといてーな」

「お?今、
『チビいわんといてーな』か。
いつも、なら
『チビいうなや!』なのにな。」

「良い事あってー」

「なんや?
あ、やっと、彼氏できたんかい?」



そういわれると、
ふと、顔が浮かんできた。
「後藤め!!!!!」

「なんがや?
後藤て、三年生徒会長の?」

「なんや、知ってるんか?」

「あったり前やろ。
あの、かなり裏表サドキャラ、ナルシストの」

「そうそう!
後藤、ほんまいややわ。」
「とか言って、なんかあったやろー?」