「あの…話が見えないんですけど…」 はい。ちーんもく。 北条父からは冷たい冷ややかな視線をぶつけられた。 すると北条は俺を正面から見て口を開いた。 「あなたに、大切な話があるの」 黒に、少し茶色が入った瞳にドキッとする。 少しだけ。 「あなたに…」 「妹なんていないの。」