大好きだよ?お兄ちゃん

「ばか…」

顔を真っ赤に染めて目をそらしていた。







「ただいま~!」

午後8時。あのあと姫美ちゃんとの話が盛り上って時間を忘れていた。


「お腹減った~お兄ちゃん、夜ごはんなーに?」
お兄ちゃんはソファーで寝そべっていた。


ねてるのかな…?

返事がない。


「お兄ちゃんー?」

パシッ


「うわぁっ きゃ」

腕を引かれ、私はお兄ちゃんの上にまたがっているような体勢に。


「お、お兄ちゃん…?」

お兄ちゃんの表情は真顔で何を考えているかわからないくらい。


お兄ちゃんが口を開いた。



「杏…今までどこにいた?」