「バカ…」





顔を真っ赤にして私を抱き締めてくれた。




温かくて、良い匂い。





好き…大好きなんて言葉じゃ伝わらない位大好き。




でも、この気持ちに嘘や偽りはない。





本当の私の気持ち。










「大好きだよ?お兄ちゃん…」











桜が風に乗り舞っていた…。












*end*