「はーぁ。俺らアツアツカップルじゃねーのかよ…」



はぁ…とため息をつき、私の手を離す。


トボトボ歩く姿は後ろから見たらおじいさんみたい。




「直哉…」




ガバッとお兄ちゃんは後ろを振り返る。





私は手を引っ張り背伸びをして…







キスをした…。