このクラスは北条もいるし、東条もいるし…。
条ばっかり。
「あ、先生きた。席に座ろう?杏ちゃん。」
そうだね、と言い席についた。
私の席は一番後ろ。隣がとじょーで前が姫美ちゃん。 我ながら運が良い。
理科の先生、通称カエルが話をしていく。 理科の授業は生徒のお昼寝率が凄まじく、とじょー君も寝てる内の一人だ。
授業開始から5分。睡魔がやってきた…。
「う…眠い…」
あくびをしてると姫美ちゃんが手紙をこっそり渡してくれた。
“頑張って~!
私も寝ちゃいそう笑”
うぅ…元気つく言葉。眠い授業の中、黙々とノート書いて…すごいなぁ…
ガクッと落ちかけたその時
ブーブブー ブーブブー
私のスマホが鳴った。
宛先を見ると…
“直哉お兄ちゃん”
睡魔が飛んでった。代わりに心にワクワクがきた。 メールを見ると…
ーーーーーーーーーーーーーーー直哉お兄ちゃん
ーーーーーーーーーーーーーーー今日は早く起こしちゃってごめん。
今、絶対授業中だよな?俺は生物の授業中。
眠くてメールした。
先生に怒られたらごめんな
おはよう
ーーーーーーーーーーーーーーーこんな絵文字もない些細な内容にも心に温もりが広がっていく。 私今絶対顔にやけてるかも…。

