ドカドカと壇上に上がっていく。 「ちょっとぉ~?東条くーん?」 スマイルを浮かべながら睨み付ける。 こんなに注目されるのは慣れてない上に苦手なのだ。 手を掴まれ、引かれた 「東条じゃなくて碧な!」 唇に温かい感触が。 いかにもさっきの杏のお兄さんのパクリじゃない? でも… いっか…。 ∵ ∵ ∵ ∵ ∵