ドカドカと壇上に上がっていく。



「ちょっとぉ~?東条くーん?」



スマイルを浮かべながら睨み付ける。




こんなに注目されるのは慣れてない上に苦手なのだ。





手を掴まれ、引かれた




「東条じゃなくて碧な!」





唇に温かい感触が。




いかにもさっきの杏のお兄さんのパクリじゃない?






でも…





いっか…。