「じゃあ、おいで?」

え?!
と聞き返す前に

私は春多くんの

腕の中にいた……


「ねえ?キスしよ?」

「…やめてよ。」


それは嫌だよっ。

素直に頷いた春多くんは


そのまま私の耳元に顔を近づけて


「名前でよんで?おねがい?」


そんなかわいくいわれたら……


こくん。
うなずくしかできない。