「あー。もう、いい!」




彼女はそう叫んだと思うと



俺のネクタイをひっぱって視線を下げさせた。





「好きなのよ、ばかっ!」






夕日に照らされた教室で



二つの影が重なった。








*+pure.3~つながる恋*end*