「怖かった。」



「え?早記くん?」





「みんな俺から離れてくんじゃないかって
怖かった…。」




「だいじょうぶだよ。私は早記くんが好き。」







「…っ。」








ぽろりと俺の目から雫がこぼれた。





もう一度『恋』ができるかもしれない。




気づくと俺は



そんなことを考えていた…。









*+pure.2~不器用どうし*end*