キーンコーンカーんコーン

やったぁー!!授業おわったぁー!!
部活だ!ぶかつー♪
わたしはチャイムがなるなり教室を飛び出した。


ぶっかつー♪ぶーかつー♪ぶかぶかつー♪


階段を登ろうとすると、

ドン!ガラガラガラ

ペットボトルが降ってきた。

なんで?なんでー?

「おーいっ!松野ーっ!投げてくれー!」

上を見上げると隣の男子がぶんぶん手を振ってペットボトルの帰宅を待っていた。

「もーわかったよー」

えいっと投げるも戻ってくるペットボトル…
えいっ…ぽと。
えいっ…ぽと。
えいっ…ぽと。


あーもうなんでー?

上まで走り男子の手にペットボトルをおしこむと部室まで一段抜かしであがった。