【完】純粋子猫の甘い初恋








「……っ。みゆっ!着いたよ?」



そんなことを考えているあいだに


目的地についたみたい。



「みゆ、大丈夫?」



そう心配そうののぞき込んでくる早記くんに

笑顔で返す。


「じゃあ、行こっか?」



そう言われて前を見ると



おしゃれなでかわいいケーキの看板が見えた。



「わあ!かわいい!」




小さい子のようにはしゃぐ私に

早記くんは


「ケーキ食べ放題のお店なんだよ?」


と教えてくれた。



「わぁい!…でも確かにこれは男の子だけじゃ来にくいね?」



そう言って笑って見せると



「う…うん……」


早記くんは歯切れ悪く

頷いた。