【完】純粋子猫の甘い初恋




するとゆっくりと早記くんの手の影が伸びてきて

ーポンっ

私の頭を優しくたたいた。



「みゆ、もしかして、意識、してる?」


え?と顔を少しあげると、


「顔、真っ赤。」


そういって早記くんはふわりと笑った。


「…っ!」


私はさらに顔が熱くなるのを感じてまた顔をそらした。



だから、気づかなかったんだ。



「みゆ、かわいい。」



そういいながら早記くんが


切なそうに目を細めていたことなんて。