【完】純粋子猫の甘い初恋





「なんでだよ…っ」


俺のその呟きが誰かに
くみ取られることはなくて



「……っ。」



俺は必死に涙を堪えた。


ーにぃなんか……消えちゃえばいいのに……っ!





そう思ったことを



あんなにも後悔するときが

来るなんて………