でも その無邪気な恋心は 消えるのも突然だった。 「好きなのっ!」 その声は りぃちゃんとにぃを探して 校内を歩き回っている時に聞いてしまった声だった。 「いいよ。」 「ほんとっ?リョウくんっ?」 それは 紛れもなく りぃちゃんの声で リョウ それは……… ー俺の兄だった。