「シュウくん?」 ートクリ その感情は突然で 気づいたら俺は りぃちゃんばかり見ていた。 登下校中だって 休み時間だって 運動会でだって 俺の目にうつるのは りぃちゃんばっかりで 俺が一番に見つけるのは りぃちゃんだった。 いつも気づけば追っていて あ。これが恋なんだって 幼心に気づいてた。 そんな恋心を 俺はどこか楽しんでいた。