タンタンタンッ

一度降りてきた階段を心地よいリズムを奏でながらかけ上がる。

人影のない授業中の廊下に私の足音か響く。


…そういえば
さっきの男の子も私たちも
みんな授業サボっちゃってるんだよね…

これって結構悪いことだよね…?!

そんなことを今更ながら
考えていると

目の前に数学教室が現れた。