今、忙しい俺がいるのは…一臣さんのおかげなんだ。


一臣さんの隣が俺だったから…一臣さんの人気が俺を注目させてくれた。


もし一臣さんと仕事ができたのが俺ではなく他の人だったら、その人が今忙しかっただろう。


でも俺はこのチャンスが、俺のために神様が与えてくれた試練だと思う。


このあと自分で上にはいあがれるか。


スタート地点まで一臣さんにおんぶされて俺は来た。


俺はそこで降ろされる。


誰も俺に力を貸さない。


1人で行け…と。


そのチャンスを無駄にしまいと、俺は必死にはいあがった。


スタート地点で降ろされてから約10ヶ月。


表紙を飾れるように、またコレクションに出れるようになった。


ファンレターも最近はかなり来るようになって、前は返事を書いていたけど…今は追い付かない状態。