100回の後悔

やっぱ、諦めらんねぇーかも。



顔が自然と緩んだが、この状況を何とかしねぇと…



「離せ、この女…」



腕を振り回す男に必死にしがみつく湊歌…。



あんまり暴れんなよ…顔、ちけぇよ!!!



ムカつくなぁ、くっそ。



そう思って、手を出そうとしたその瞬間



――チュっ。



かわいいリップ音が耳に届いた。



一瞬だったけど、俺は見た。



湊歌が男の頬ににキスした所を。