その後、どっかいったはずの慶太君の声が聞こえた。



「隼人〜!!遅刻ギリギリじゃん!」


「うるせー。朝は苦手なんだよ!!」



そんな会話が耳に届いた。



え…誰?



気になってチラッ見ると、隣に座る男の子がいた。



誰?だろ…?



ボーッと見てると…その男の子目が合った。



恥ずかしくなって目をそらす。



やばい…ガン見してた。



ちょっと赤い頬を押さえてると、