100回の後悔

「なぁ、湊歌?」


湊歌の右手をギュッっと握りながら問う。


「……ん?」

「これからはもう、自分の気持ちに嘘つくのはなしな?

俺に言いたい事あるならなんでも言って。ちゃんと聞くから」


もうあんな辛くて苦しい思いはしたくない。


手に入れたくて手に入れたくて…やっと、手に入った。


俺の宝物。


「うん。約束する。
たっくさん傷つけたよね、私。でもね、

それでも想ってくれて本当に嬉しかったよ。

隼人にね今まで貰った気持ち、これから私が返すから

これからも、ずっと好きでいてください」


ちょっと赤目な頬で、その声で、そんな可愛い顔で

……そんな可愛いこと言うんじゃねぇ…。


ばかやろう。