女の子の腕を掴んでいた男たちもいつの間にかどこかに行ってしまっていた。 「あ、いえいえ それより大丈夫だった?」 「私は大丈夫です」 「そっかそっか、ならよかった… って待って!急がないと!」 「あ!ほんとだ、あと5分しかない!」 「とりあえず走ろ!」 「うん!」 そう言って私たちは校門めがけて全力疾走。 間に合ったのはいいんだけど おかげでへとへと。 下駄箱で靴を履きかえて体育館に向かって歩いている時 「私本郷瑛美っていいます さっきは本当にありがとう」 「あ、私は西條晴」