「綾華。お前、いつもガキみてぇにいつもうるせぇよ」



「……むぅ!何しに来たの!」



琉稀が帰って1~2分。

お兄ちゃんが部屋にやって来た。

どうやら私の声が丸聞こえだったらしい。



「お前さ、あいつの嫁じゃなくて彼女だろ。何で邪魔してんだよ。今から負担になってたら、本気で続かねぇし、結婚もねぇぞ」



…“邪魔”……?

“負担”……?

“結婚もねぇぞ”……?