本当の姿



カナの家へ行ってからもう3週間。

つまり出会って2ヶ月経つ。


あの日以来ちょくちょくカナの家へ行ってはご飯を食べてるけど、

カナの家のご飯は不思議だ、

どんだけ食べても太らない。


美味しいからいっぱい食べてしまうけど、

体重計で測っても全然体重が変わらない。


まぁ、嬉しいこと、なんだけど…


今は珍しく一人。


カナが先生に呼び出されて今はクラスで自分の席にポツンと座ってる。


「マキ?」


あっ。

久しぶりに会話したパンダの中の一人。

マリン。


「どぉしたの?マリン。」


「…大丈夫?」

「え?なにが??」


「あの…いや…


言いづらいんたけどさ、


友達がね、マキがよくボロボロの空き家から出てくるの見るんだって。」


「え?


空き家??


…そんな所行ったっけ??」


「た、多分見間違いだよね!

それ、多分…ってか、絶対マキじゃないよね!」


「…うん。

私、そんなとこ行った覚えないよ…?」


「だよね!

ごめんごめん!


気にしないで!


あと、最近だんだん痩せてきたよ?

もっと食べないと!」


「ははっ!

ありがと♪」


そう、笑顔で言うと、マリンはどこかへ行った。