次の日。


永瀬くんは、今日も元気がありません。



「永瀬くん…?どうしましたか??」

「は?なんでもねーよ。」

それだけ言うと机に頭をつけた。



その日は、一回も起きることなく放課後になった。



「…ばいばーい!」

「さよならー!」

元気な声が聞こえる中、永瀬くんはまだ寝てる。



「……永瀬くーん!放課後だよ?」

「……」

寝てるのかなぁ?

それにしてもねすぎ…