一瞬だったけど沈黙が怖かった。 弱い私はホントのことを話せない。 「結月なんかへんだぞ?どしたんだよ。」 健太は優し過ぎるよ…。 「だ、大丈夫だよ!やっぱりただの風邪だったの。頭痛ひいたら部活いくね!」 「おー。早く治せよ!」 ”健太ー!!さぼってんなよ!” 電話の向こうで部員の声が聞こえる。 「健太ごめんね。練習頑張って…。」 「わりーな。じゃあ切るな。またな!」 「うん。またね。」 私はこんなにも健太が好きなんだ。 でもそれは叶わない。 嫌われないといけない。 ごめんね。健太。