『知識とチカラは標準装備にしておきました、今すぐにでも活動しますか?』


ミカエルは俺の側にいる。


……


「天使が人間界に居ていいのか?」

素朴な疑問をぶつけてみた。


『サポートをするように付き人を付けます、と言いましたよね?』

「あぁ、確かに…」


ミカエルは自分を指差して


『サポートをいたします♪』


(°∀°)!?


「いいの!?」


『はい、私に出来ることならどんなサポートでもいたします♪』


「そうかっ!!ミカエルが居てくれるなら俺、頑張れるよっ!!

よろしくお願いします!!」


俺は、頭を深々と下げた。


異世界で知り合いは誰もいない。

そんな所で、例えついさっき知り合ったばかりとはいえ、天使であるミカエルがいる。


これはかなり違う。


知り合いが<いる>と<いない>とでは、こんなに気持ちが違うんだ…

実感だなぁ…


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