「うん、ケイくんもケガしないようにね」
『うん、そろそろ切らないと……明日も早いだろ?』
毎日思うけど、このままずっと声を聞いていたい。
だけど、そろそろタイムアウト。
いつの間にかチームメイトだけじゃなくて顧問の久保先生までベランダに出てこっちを見ているんだもの……。
美帆のヤツ、実力行使か。
「うん、そろそろ切るね、みんなが見ているから……」
『えっ!?マジで?俺も気をつけないとな、先輩達に弄られそうだし……』
そうそう、岩田や永井はやりかねない……。
ましてや相手がわたしと知った日には……。
いや、もうバレてるかも。
亜子と千尋経由で……
『でも、いいや。俺、ナナちゃんといて幸せだから』
ドクンッ!!!!
心臓が破裂するんじゃないかと思うくらい大きな音を立てて動いた。
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