ハッピー☆ラッキー




「もしもしっ!」


『ナナちゃん、俺……』


毎日聞いている声なのにケイくんへの免疫力は下がる一方で…


特に心臓なんてダッシュ5本続けてやった後みたいに早くなって、顔まで火照ってきた。


あぁーーっ!!!!


美帆がニヤニヤ笑いながらこっちを見ているし……


恥ずかしくて、逃げるようにベランダに出た。


『いよいよ始まるね』


「うん」


『何だか俺まで緊張してきちゃうよ』


ケイくんの言葉におかしくなって、


「今から緊張していたら自分の試合まで持たないよ、リラックスリラックス」


誰の試合なのかわからなくなってくるよ。


『会場で応援できないのは残念だけど、ナナちゃんのこと、応援しているから』


ケイくんの言葉はわたしに勇気を与えてくれる。



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