拒絶……
その言葉にズキン!と胸が痛む。
『確かにレギュラーになれる実力は持っているが、コートに立つことすら許されず、口を聞く者は誰もいない。
改めて思ったよ。女は怖いって』
2年前のわたしと同じ。
ううん、コートに立てたわたしの方がまだましだ。
無視されて存在を認められないことの方が、嫌がらせを受けるよりも辛いのではないだろうか。
「だって、大学のバレー部とは関係ないじゃない!!!?
なのに、なぜそんなことになってしまったの?」
これはわたしとお兄ちゃんの問題なのに、第三者が口を出すことではないはず。
『同期のヤツが言っていた。俺とナナを傷つけた秋元が許せないと。
レギュラーを外されたチームメートをしっかりフォローするのがキャプテンの務めなのに、それどころか自分が中心になっていじめるなんて言語道断。
実力があっても秋元にはバレーをやる資格はない、チームメートとして受け入れることはできないとね。
だから言ったよ、そんなことしても俺やナナは喜んだりしないと……』
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