ハッピー☆ラッキー




いつもながらの俺様発言に呆れてしまうけれど、


「はいはい、わたしが出るまでもなく、亜子と千尋がいれば順調に勝ち上がっていくから航空券の手配しておいた方がいいんじゃないの?」


今日の練習を見ていてもチームは上り調子だ。


明後日の試合が終わって注目されるのは、優勝候補の明東大付属から亜子と千尋に変わる、


そんな気がした。


「お兄ちゃん、今日、秋元先輩に会った」


わたしの言葉に、お兄ちゃんは、


『えっ……』


小さく驚きの声を上げ、


『そうか、あいつ着いていったんだ』


唸るように言うと、


『あいつに会って何か言われたりしなかったか?大丈夫なのか?』


心配そうに聞いた。


「ううん、何もない。

レギュラーの子達が何か言いたそうだったけど、みんながガードしてくれたから大丈夫。

だけど気になることが……」



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