「そんなに驚かなくても……最近先輩ってば恋してるせいかものすごく綺麗になっちゃって、肌艶もいいし……もうそういうことしちゃったのかな?と思っただけですよ」
最近ますます黒さに磨きがかかった亜子の笑みにクラクラしながら、
「してませんって!!!!」
そういうこと、どころかキスだってまだなのに……
なんて言った日にはもっと弄られるから黙っておこう。
バスは試合会場にほど近いホテルに到着した。
「部屋割りの確認するよ。501は亜子と千尋、502は結衣と梨絵……」
美帆が手際よくルームキーを渡していく。
「で、506はナナとわたし、久保先生は、シングルルームなので520号室になります。
部屋に荷物を置いたら、着替えて10分後にロビーに集合すること。
会場下見の後、近くの高校の体育館借りて練習します。以上、解散!」
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