ハッピー☆ラッキー




でも、今はバレーがあればいい。


高校生活も人生も、まだまだこれから。


いつかわたしだってお兄ちゃんみたいに素敵な恋をしたい。


ううん、してみせるんだから。


「遅いな、どうしたんだろう?」


ソワソワして落ち着きのないお兄ちゃん。


こんなお兄ちゃんはレア物だ。


じっくり楽しませてもらおう。


「海翔先輩、お待たせ!」


来た!!!!


どんな人だろう……?


仲良くなれるといいな。


期待を胸に顔を上げた。


「……ッ!」


息が止まった。


ううん、心臓も止まりそうなくらいに驚いたなんてものではなかった。


「こんにちは、福山さん。うふふっ、驚かせちゃったみたいね。お兄さんとお付き合いすることになったの、よろしくね」


お兄ちゃんに寄り添うようにしていたのは、バレー部の秋元キャプテンだったから。



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