ハッピー☆ラッキー




え……


ま、まさか寛貴は……


ドМ!?


「いいわよ、わたしが寛貴のこといっぱい叱ってあげる」


笑顔で頷く千尋に寛貴の表情がぱぁっと明るくなった。


どうやら千尋は寛貴の新たな扉を開いてしまったようだ……。


「それじゃ先輩、今度こそおやすみなさーい!!!!」


ふたりは手に手を取って帰って行った。


今にも切れそうだった絆が、今夜しっかりと結ばれた。


「一件落着か……」


間違いは嵐を呼ぶ……


嵐どころかブリザードに吹き荒れた血の雨が降るんじゃないかと思ったよ……。


もうあのふたりのトラブルに巻き込まれるのはまっぴらごめんだ。


本当にわたしはお人好しのトラブル背負い込み屋、だよね……?


「はぁーっ……」


シンプルにいかないのが恋愛というもの。


恋愛初心者のわたしにはハードルが高すぎる。



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