ハッピー☆ラッキー




「はいはい、いつでもどうぞ。ほらっ、寛貴、いい加減立ちなさいよ!!!!」


強く促すと、寛貴は渋々立ち上がった。


「全く、アンタ達のゴタゴタでこれ以上わたしを巻き込まないで欲しいわ。テスト前なのに、遅くなっちゃったじゃないの!!!!

寛貴、アンタだって受験生なんだし、フラフラしてる場合じゃないでしょ?」


わたしの言葉に、寛貴がちょっと不貞腐れたような表情を見せると、


「こらっ!本当のことなんだから、そんな顔しないの!!!!」


千尋に頭を叩かれ、


「ってー!!!そんなに叩いたら、ますます頭悪くなるじゃねぇかよ!!!!」


寛貴は痛そうに頭を押さえているけれど、嬉しそうに見える。


「千尋、遅くなっちゃったから寛貴に家まで送ってもらうのよ。

寛貴もごまかさないできちんと自分の気持ちを言うこと、わかった?」



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