ハッピー☆ラッキー




千尋は寛貴を見下ろして言った。


「わたし、決めました。寛貴先輩……ううん、寛貴とは、別れません!!!!」


はい?


満面の笑みを浮かべる千尋に、目を見開く寛貴。


「おかしいだろ?お前。そこまでわかっているなら、普通は別れるんじゃねぇの!!!?」


呆れたような口調の寛貴に、千尋は、


「普通はね……でも、今ここで別れたりしたらアンタはもっとダメになる。

わたしがアンタの根性叩き直してあげる!!!!別れたかったら、浮気はやめること。

守れなかったら……」


そこまで言うと、わたしを見て、


「ナナ先輩、今度わたしに膝蹴りの極意を伝授してください。実践はこの男で…構いませんよね?」


指を差された寛貴が震え上がったことは言うまでもない。


千尋、


もう何も言うことはないよ。


千尋の本気の恋、


応援するよ。



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