えっ……
えぇーーーっ!!!?
「千尋!?熱でもあるんじゃないの!!!?」
千尋の額に手を当てるも、その手をやんわり退けて、
「熱なんてありませんってば!!!!わたし、ようやく目が覚めました!!!!」
そう言うと、吹っ切れたような笑みを浮かべた。
「わたし、知ってたんです。寛貴先輩がナナ先輩のことを好きだってこと。
だって寛貴先輩、いつもナナ先輩のことばかり聞いてくるから。
でも、いつかきっとわたしだけを見てくれる……そう思って頑張ってきたけど、
この男ときたら、自分がイケメンだと勘違いしているし、女に節操がないし……
本当にどうしようもなくて、救いようのない男です!!!!」
今までわたしと亜子がさんざん言っても庇い続けた千尋が寛貴のことをボロクソ言ってる。
ついに決断の時か……
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